ご信心についてわかりやすく簡単にご説明いたします >>はじめての方はこちら<< |
清啓寺のご住職・お講師(教務) | ||
本門佛立宗では、出家得度した僧侶のことを「教務」あるいは「講師」と称します。ご信者は、親しみと尊敬を込めて「お教務さん」「お講師」と呼びます。そもそも本門佛立宗は、開導聖人があるご信者宅でお勤めになった法要、「お講」の場が発足のはじめとなりました。「講」という字は「仏教の信者が集まり、経典の講義をする会」という意味があります。つまり、佛立宗のご信者宅で勤まる「お講」とは、久遠本仏より日蓮聖人、そして私たちへと伝えられた、御題目のご信心がどういうものであるのかを教え伝える場なのです。ですからお講とは、他宗教が行う世間一般の「亡くなった人の回向」だけではなく、それを超越したとてもありがたい法要なのです。ご信心とはどういうものなのかを「教えることに務める」、あるいはその道場である「『講』の師の役割を果たす」という意味から、当宗の僧侶を教務・講師と称するのです。「御題目のご信心とは一体どのようなものなのか」、それを常日頃からご信者や世間の人に説くことを本務としている佛立宗のお教務さんは、まさに仏さまのお弟子、日蓮聖人のお弟子であり、ご信者はいつも敬いをもって接するのです。 | ||
住職代務 中野 声栄 | 片平 証運 | 鵜飼 清晋 |
(なかの しょうえい) | (かたひら しょううん) | (うかい せいしん) |
清啓寺での日常信行 |
◇お寺参詣◇ 1年365日毎日お参詣できます。定まったお参詣は朝参詣の6時から8時迄の2時間です。 その間に2回、6時半と7時半からご法門(仏様の教え)が説かれます。それ以外の時間帯でのお参詣は自由で、 夜11時に閉門します。ただ、悩み事、心配事を抱えてすぐにでも御利益をいただきたい人、 お願いを叶えていただきたい人にはよりお参詣に励み、そのため24時間お参詣できるようにもなっています。 |
お寺参詣の様子 |
◇お題目口唱◇ 「南無妙法蓮華経」とお題目をお唱えすることをいいます。御利益を生み出す仏様のお悟りで、 自分のため、人のためにお題目を口唱します。 |
お題目口唱(お看経)の様子 |
◇ご法門聴聞◇ 仏様の説かれた教えを聞くことをいいます。自分が御利益をいただく方法、そして人に御利益をいただいてもらう方法を学びます。 ご法門は基本毎朝お寺で説かれますが、その他の時間帯でも説かれ、お寺以外でも説かれます。 |
ご法門聴聞の様子 |
◇お講◇ 信徒宅をお寺の代わりにして、お教務さん(僧侶)と信徒が自宅にお参りすることをいいます。 そこではお寺と同様、ご法門が説かれ、ご祈願、先祖回向がされて共々に御利益をいただきます。 |
お講の様子 |